この日の3時間を、一体なんと表現すればいいのでしょうか。
どんな長文レポートを書いても、横浜アリーナで目の当たりにした奇跡を書き表せる気がしません。
でも、11月26日に現場に立てたことはファンとして最高の幸せでした。
少しでも恩返しできるように、つたないですが超長文レポを綴ってまいります。

さてさて、コンサートタイトルにもあるとおり、この秋ツアー最終日をもって、道重さゆみはモーニング娘。’14及びハロー!プロジェクトを卒業、その後の芸能活動休業を発表しています。
さゆの実際の気持ちを知る術はないけれど、これは事実上の芸能界引退ではないかという声もあります。
生さゆを見られるのは今日で最後かもしれない…、という悲しみと、最高のコンサートになるんだろうなという期待、今後の娘。はさゆ無しで大丈夫なんだろうかという不安による緊張状態が一週間前くらいから続いていました。

会場は大変な混雑で、4年ぶりの横浜アリーナは満席。
日本全国、さらには海外でのライブビューイングが行われているにも関わらず、現場がこれだけの大盛況とは、改めてさゆのアイドル力を思い知りました。
噂によるとオークションでのチケット価格はハロ系では数年ぶりの大暴騰だったとか。(転売は禁止されていますが!)

仕事のため開演時間15分前に到着となったので、オープニングアクトは席まで移動しながら観ることに…
ちゃんとまっすぐ観たかった!

【オープニングアクト】
Juice=Juice 「背伸び」
スマイレージ「エイティーンエモーション」

スマイレージは、新メンバー3人を含めた初パフォーマンス。
歌割りまでしっかり確認できなかったのですが、さすが3人とも研修生出身だけあって舞台慣れしていました。
特に、加入当時から注目されている期待の新人、佐々木莉佳子はスクリーンに抜かれる顔が毎回100点満点の笑顔で、華があります。
6人スマイレージが大好きだけど、今後の体勢も楽しみ。
がんばれ!

オープニングアクトから10分弱の間を開けて、ほぼ開演時間ちょうどに本編が始まりました。
客席正面のメインステージとアリーナの真ん中にセンターステージがあり、その間をセンター通路がつなぎ、アリーナ席をぐるっと囲む通路もあるという配置。
おわかりいただけるでしょうか?

暗くなった会場のまずメインステージがライトアップされ、道重さゆみ率いるメンバーが登場。センターステージに向かってウォーキング。
鳥肌立つほどかっこよかったです。
さゆのドヤ顔美しい。
その後ろのドヤ顔さやしもかわいい。
スクリーンに映されたさゆの表情が、さすがに緊張しているようでちょっと強ばっていて、それがなんだか愛しかったです。

【セットリスト】

1 TIKI BUN
2 わがまま 気のまま 愛のジョーク
3 What is LOVE?

OPV
4 時空を超え 宇宙を超え
5 Do it!Now
6 明日を作るのは君
7 Fantasyが始まる
8 I WISH(updated)

道重カメラ

9 シャバダバ ドゥ~(道重ソロ)
10 笑顔は君の太陽さ
11 彼と一緒にお店がしたい!

ゲストあいさつ(中澤、矢島、田中)

12 メドレー
シルバーの腕時計(鞘師、生田、石田)
Help me!!(updated)
恋愛レボリューション21(updated)
恋愛ハンター(updated)
ラララのピピピ(道重ソロ)
ABCDE‐cha E-cha したい
ワクテカ Take a chance
ブレインストーミング
好きだな君が(道重、譜久村)
この地球の平和を本気で願ってるんだよ!
青春コレクション
LOVEマシーン(updated)
Give me 愛

13 シャボン玉
14 One・Two・Three
15 Password is 0
16 Be Alive

EN1 見返り美人(9~12期メンバー)

卒業セレモニー

EN2 赤いフリージア(道重ソロ)
EN3 歩いてる
EN4 Happy大作戦
このコンサートのハイライトはいくつもありますが、まず最初のポイントは、初回MCのリーダー、サブリーダーの発表でしょうか。
道重リーダーより、「譜久村聖」リーダー、「飯窪春菜」サブリーダー体勢が発表されました。道重体勢でもサブリーダーを務めてきた2人ですから、ここまでは順当とも言える人選。
しかし、その後さゆの口から「もう1人、サブリーダーがいます!」の言葉が…
鈴木香音ちゃん推しのわたしとしては、完全に香音ちゃんだと思って緑色のサイリウムを焚いていました。

しかし発表されたのサブリーダーは、「生田衣梨奈」。
9期内の年齢順でいえば、この生田サブリーダー選出も決しておかしなことではないのですが、正直びっくり。
フクちゃん・はるなんがお姉さんチームとして、今までも何かと娘。をまとめる立場にいたのに比べ、生田といえば「自分が前に出る」ことをモットーに突っ走る独断専行型で、でもここぞという時の度胸がない子、というイメージ。
大丈夫かな~と思いながら、新リーダー・サブリーダーの挨拶を聞いていました。
フクちゃんは、「歴代で一番頼りないリーダーだと思われるかもしれないけど…」という言葉に始まり、でもモーニング娘。を愛する気持ちは負けない!という熱い思いが伝わる挨拶でした。
はるなんは、「道重さんに教わったことで特に印象に残っているのは、常に愛を持って接してくれたこと、そして感謝を忘れないこと」、「サブリーダーとして、1人20代として、メンバーを支えたい」という、そつのない挨拶。
そして最後の生田の挨拶。
開口一番、「みなさん、これが、現実です」
笑いを取りつつ、すごく覚悟と、愛を感じられるコメントでした。
娘。ファンの方ならおなじみですが、コンサートでの生田といえば「エーイング」芸。なのですが、今日はそれも封印し、今までエーイングに頼っていた感のある部分をちゃんと自分の言葉で表現していました。
ちょっとでも生田サブリーダーを不安に思ってごめんなさい…。
新生モーニング娘。も、期待です。

新生モーニング娘。といえば、メンバーの歌の成長が著しかったです。
この秋のコンサートツアーは初日の座間以来の参加なのですが、初日と比べてもメンバーの成長ぶりがすばらしかった。
I wishでの小田ちゃんの最後の高音の伸びと繊細さは、当時のめたくそかわいく歌声も天使だった加護亜衣ちゃんを凌駕しているし、佐藤まーちゃんは超音波歌唱が解消されてきていて、はっとするほど良い歌を歌うし、さやしも、声が本当に伸びるようになった。
「歌がちゃんとうまい」っていうのは、モーニング娘。の伝統でもあるので、’14メンバーの成長は本当に嬉しいです。
しかし、9期以降のメンバーの成長を感じるのと同時に、今日のさゆはなんだかいつもよりキラキラ感がない…というか、美しいんだけど、最上級にかわいいさゆってこんなもんじゃないよね!?と、I wishあたりまでちょっと不安でした。
さて、ハイライト2つ目。
一番のほっこりポイントでもある「道重カメラ」。
ラストとなる道重カメラに収められたのは、このコンサートツアーの最終リハーサルの様子でした。
メンバーのブログにも書かれていましたが、ラストリハにはメンバー全員で「うさちゃんヘアー」と「道重さゆみソロTシャツ」で臨んでいるのです。
うさぎさんみたいな高い位置でのツインテールとピンク色のTシャツという、アイドル・道重さゆみのアイコンを身にまとったメンバーたちは、全員超キュート!
後輩メンバーの発案により実現したというこの10人の幸せそうな姿は、まさに道重モーニングの多幸感を120%感じさせてくれました。
メンバー全員でなぜか「ミニモニ。ジャンケンぴょん」を輪になって歌い踊ってじゃんけんしているという、カオスな映像の後、テロップで、「こんな感じで横アリ当日、大丈夫だろうか…」の文字。
レポを読んでいらっしゃる方の中にはご存知の方も多いと思いますが、この横アリ当日、衝撃のアクシデントが起こったので、このテロップは微妙に未来予知…。
アクシデントの内容は追々時系列に沿ってお伝えするとして、ハイライト3つ目。
≪シャバダバ~彼店≫のさゆみんタイム。
先程、最上級にかわいいさゆはこんなもんじゃない!と書きましたが、道重さゆみ恐るべし…。
自分のソロ曲「シャバダバドゥ~」に、かわいさのピークを合わせて来ましたよ!
これ、映像なり本物なりを見た人は全員賛同してくれると思うのですが、さゆはコンサート中の3時間の中で確実にかわいくなっていってました。
ファンならずともそれは感じられるはず。
人間の限界を超えたかわいさの境地に到達したさゆを是非皆さんにも見てほしい…!
そして、是非是非生で見てほしいシーンは「彼と一緒にお店がしたい」の、後ろの間奏部分!
さゆの幼女好き若い女の子好きは知られるところですが、とうとう今日、モーニング娘。の中でも一番のお気に入りメンバー鞘師里保の、くちびるを、奪っていきました。
今までもほっぺたへのちゅーはしていましたが、とうとう最後に口へのちゅー。
ちゅーされた後のさやしの慌てっぷりとトキメいた顔がかわいくてリアルでした。
そして、さゆの満足そうな顔。
彼店の「キスをして うん かなり納得」という歌詞が、さゆの気持ちを代弁していました。
さゆとさやしの関係はファンもドキドキしながら見守っていたので、このときは曲中にも関わらずかなりどよめきと歓声が。
そして、曲直後のさゆソロMCでの、「道重さゆみ、やりましたー!」の報告には、思わず拍手が上がっていました。
その後のゲスト紹介では初代リーダー中澤裕子さんと、℃-uteのリーダーで、さゆ卒業後ハロプロリーダー就任が決まっている矢島舞美ちゃん、そしてさゆと同期の田中れいなちゃんがお花を持って登場。
久々に6期メンバー2人がステージに立っているのを見られたのは嬉しかったです。
6期MC、おもしろくて大好きだった。それが再現された感じです。
れいなからの「今でも卒業の日が一番幸せな日」「良い卒業式をした人じゃないとわからない気持ち」「きっとさゆも今日がすごく幸せだと思う」っていうメッセージがあったかくて良かったです。
卒業後も6期メンバーで何かイベントやってほしいですね。
ゲストからの挨拶も終わり、メドレーが始まります。
この日は今までのツアーでやってきた各パターンのメドレーを凝縮したスーパーメドレー!
このメドレー中に起こった出来事が、ハイライト4つ目。
先述したアクシデントなのですが、道重さゆみがメドレー中に足を痛めてしまったのです。
おかしいな?と思ったのはさゆソロの「ラララのピピピ」で、足を動かさずに上半身だけで踊っていたこと。
でも途中まではさゆが立ち位置を全然変更しないのも、もしかして演出なんじゃ…と思うほど、他のメンバーのフォローとさゆ自身のパフォーマンスがすごかったです。

メドレーの途中で、メインステージでパフォーマンスをしていたメンバーが通路を渡ってセンターステージへと移動するのですが、さゆ1人が堂々とメインステージに残って、他のメンバーだけがセンターステージへ移動していって、それもなんだか卒業というこの日だしそういう演出か?と思わされました。
今のモーニング娘。の売りともいえるフォーメーションダンスは、1人が欠けたら形が揃わないのですが、さゆが抜けたところを他メンがちゃんとバランス取っていて、その臨機応変さに感動しました。

さゆは今までも、コンサート中に足を攣り途中で退場したことも何回かあったのですが、まさか卒業の日にこんなアクシデントに見舞われるとは…。
でも、このアクシデントのおかげで、メンバーの成長や、さゆの凄みを感じられた面もありました。

感動したのは、メドレー曲「好きだな君が」で、さゆと2人で歌うフクちゃんが、センターステージから走ってさゆのいるメインステージへ移動したこと。
一生懸命走って、「好きだな君が」の始まりにしっかりと間に合わせたフクちゃん、さゆをメインステージで1人にしなかったフクちゃんが、わたしにはとっても頼もしく見えました。
この時が、フクちゃんリーダーのモーニング娘。は絶対大丈夫だ!と思えた瞬間でした。
そして、フクちゃん・さゆの2人が急に抜けたにもかかわらず、「ブレインストーミング」の最後のフォーメーションを完璧に揃えた他のメンバーも凄すぎます。

その後、さゆはヒールのあるブーツからスニーカーに靴を履き替えますが、笑顔は絶やさず、ひょっとしたら攣ったんじゃなくて靴が壊れたの?と思わせるようなパフォーマンスでメドレーを終えます。

この時には誰もが、さゆが足を痛めたことに気づいていました。
ここからはセトリもラストスパートで、さゆの歌割りの多い、しかも6期デビュー曲というこのコンサートの見所のひとつでもある「シャボン玉」や、ダンスの激しい「Password is 0」、そしてもちろん、卒業セレモニーも控えています。

さゆは大丈夫なの…?という不安がよぎりますが、「シャボン玉」、歌い出しから力強くてかわいいさゆの声がちゃんと聞こえます。
椅子に座ってパフォーマンスしたっていいのに、自分の足で立って、踊っているさゆを見て湯水のごとく涙が流れてきました。
そして、同様に力強くパフォーマンスする後輩メンバーたち。
田中れいな卒業の際の「シャボン玉」も良かったけど、気迫、そして卒業メンバー以外の完成度という意味では、やはり後輩達が育った今回のほうが上だったと感じます。

今回の秋コンの初日レポで、推しメン・鈴木香音ちゃんの歌い方が良くなっていくといいな~と書いたのですが、この日の香音ちゃんの歌声には胸が熱くなりました。
(あと余談ですがこの日の香音ちゃんは個人的にすごいかわいくてかわいくてかわいかったです。)

そして「シャボン玉」曲中のセリフ。
この時のさゆの鬼気迫る美しさといったら。

さゆはこの後も、ダンスの振りでエビぞりジャンプのある「Password is 0」を奇跡の気合いで踊りきり、アンコール前の曲「Be Alive」も心をこめて歌っていました。
さゆは絶対がんばりすぎたし正直お願いだから身体を大切にして座ってほしいとも思ったけど、一切手を抜かずに身を削ってパフォーマンスする姿は、さゆらしいなとも思いました。

さてさて、最後のハイライト5つ目はもちろん「卒業セレモニー」を含む「アンコール。
娘。のコンサート、特に卒業コンサートや凱旋コンサートでは、その時卒業したり凱旋したメンバーの名前を、そのメンバーカラーのサイリウムを持ちながらコールするのがお約束です。
本編が終わって、一旦会場が暗くなってから始まるそのコールの時間は、長くって喉が痛くなったりもするけど、すごく好きな時間です。多分、娘。オタはみんなその時間を愛してると思います。

道重さゆみ卒業のこの日は、横浜アリーナがピンク色のサイリウムで埋まっていました。
暗い会場でピンク色の星のようにサイリウムが光っていて、それが勝手に光っているんじゃなくて、ファンが点けてる灯りなんだと思うと、余計に綺麗に見えました。
それにしても今回の「さゆみん」コールは本当に長かったです。

途中、もしかしたらさゆは、怪我でセレモニーできないんじゃないかとか、そういう不吉なことも考えてしまいましたし、この「さゆみん」コールが終わってアンコールが始まったら、本当の本当にさゆは卒業しちゃうんだー…と悲しくなったり。
絶対さゆの卒業セレモニーを見たいのに、見たくないような気持ち。

気持ちとは裏腹に、長い長ーいコールも終わり、ステージにはさゆをのぞくメンバー達がならんでいます。
新リーダー、フクちゃんから、「道重さんへの感謝をこめて」として、「見返り美人」の曲紹介。
そして、舞台裏からさゆが「見返り美人」のMVの着物姿で現れます。

この時の衝撃をなんと言えばいいのか…
清潔で、高貴な着物姿で、ゆっくり歩いてくるさゆ。
そして、途中で客席に完全に背中を向けて、後輩たちの歌う姿をしっかり見つめるさゆ。
後輩達に背を向けて、通路を歩くさゆ。
また、センターステージからメインステージの後輩を見つめるさゆ。
すっごく綺麗だけど、泣いているさゆの顔は、すごく普通の女の子の顔でもありました。

センターステージとメインステージに分かれているさゆと後輩たちを見て、ああ、卒業なんだなあ…と感じると同時に、この構図は、先程のメドレーで動けなくなったさゆがメインステージにひとり残ってパフォーマンスをしたのと重なるな、とも思いました。
その時も感じた後輩メンバーたちの頼もしさ。そして見つめるさゆの良い表情。
言葉がなくてもメンバーの関係性を感じられる場面でした。
曲が終わり、さゆがメインステージに戻り、いよいよ後輩メンバーがお花とともに言葉を贈るセレモニーの時間です。
が、その時、(正直興奮していて時系列がちょっと曖昧ですが…)さゆが座り込んでしまい、「ちょっと暗くしてもらってもいいですか」の言葉が。
会場は暗転。
ちらほらと「さゆみーん」「さゆー」とかけ声があり、徐々にさゆみんコールへと変わっていきます。
再び会場がピンク色になります。
印象的だったのは、座り込んださゆをかばうように、後輩メンバーがさゆのまわりに立ったこと。
そして、それがあくまでも自然だったこと。
ふつう、高校生とか中学生の女の子って、友達の誰かが体調悪かったりしたら、1人くらい、悪気はなく大げさに心配する子とか騒ぐ子とかいると思うんですけど、そういうわたわた感が一切なかったことが今も記憶に残っています。
この子達は、プロなんだな…と、今日何度目か、思い知らされました。

それなりに長く、さゆみんコールが続いた後、セレモニーが始まりました。
さゆは、お花を貰って、言葉を聞いて、コメントを返すというのを新メンバー含めた13人に繰り替えさなければならないのに、着物姿で立ったまま。
椅子に座らないのは、頑張ったけど、もっともっと身体をいたわってもいいんだよ、と今でも思います。

セレモニーでのお花を渡す順番は、これもいつも通り新メンバーの年下メンから。
さゆのファンであることが知られている12期メンバーの牧野真莉愛ちゃんが号泣しているのがかわいかったです。
人目もはばからず、超美少女な顔がしょぼしょぼになるまで泣いているのがすごくかわいかった。これは推せる…。

現メンバーで良い挨拶だったのは、まずは佐藤優樹ちゃん。
さゆをお姉ちゃんのように慕っていたまーちゃんは、意外にもぼろぼろには泣かずに、感謝の言葉と大好きの気持ちを伝えます。
まーちゃんが大好きだった田中れいなちゃんの卒業時もそうだったけど、まーちゃんは意外と、本番で泣かない。
今日も、どの曲でだったか(Be Aliveかな?)で、後輩である小田さくらちゃんが泣いちゃったのを、肩を抱いてなぐさめていたりして、立派でした。
でも、この卒業セレモニーでは、最後の最期でコメント中にぶわっと泣いてしまっていて、それがいかにもまーちゃんらしくて、道重さん大好きな気持ちも伝わってきて貰い泣きでした。

石田亜佑美ちゃんも良かった。「今がすっごく幸せで」、「楽しいなと思う時にはそばに絶対道重さんがいる」。告白でした。

今日さゆにくちびるを奪われたさやしも、「わたしは道重さんへの感情表現が上手ではなかったんですけど」、「道重さん、大好きです!」とさゆへ体重を乗せた重いハグ。
これ、さゆぜっっったいすっっごいうれしかったけど、足痛めてるとこにそのハグが来たら痛そう…と思ったら、やはりさやしの後、生田が進み出たところでさゆがまた座り込みます。
「まさか生田のところで…」とさゆがそんな状態にも関わらず笑いを取って、会場はまた暗転。

ここでもファンはピンクのサイリウムを振ってさゆみんコールをしたのですが、もしかしたらこのコールってさゆにとって、メンバーにとって、背中を押すものにはならないんじゃ…と、さゆみんコールを続けるか、一瞬迷いが生じました。
その時に、メンバーたちがコールを煽ってくれたんです。
マイクで言葉こそ発しなかったけど、手振りでもっと声ちょうだい!ってしてくれて、それを率先してやってくれたのが、わたしにはフクちゃんに見えました。

このときの安心感ったらなかったです。
わたしたちはさゆみんコールで、さゆやメンバーを応援することができるんだったいう安心感と、後輩メンバーたちがこんなふうにファンを導いてくれるんだという安心感。

しばらくしてさゆが復活すると、生田からセレモニーが再開。
生田も、良かった。
生田の決めぜりふ(?)である、「がんばって」「いくた~」というコール&レスポンスのふりに対して、生田:「がんばって?」さゆ:「…ください」というやり取りも面白かったし、最後、生田がお花を渡してさゆとハグしている時、マイクを通さず「がんばっていくた~」とさゆが言っているのも素敵でした。
セレモニーも終わり、ついにさゆのソロの時間。
一旦はけて着替えたさゆは、まるでお花畑みたいなドレスに着替えての登場です。
「シャバダバ」のさゆが一番かわいい!と思ったけど、このドレスのさゆはさらにまたかわいかった。
さゆのかわいさが天井知らずすぎます。

そして、かわいさ以外の道重さゆみのもうひとつの武器もこの時見せつけられました。
それがトーク力。

ここ最近、卒業時にはソロ曲の前にファンへの気持ちを綴った手紙を読む、というのが主流になっていたモーニング娘。
しかしさゆは、手紙も、なんにも読まずに、約10分弱にも及ぶ卒業スピーチを、しっかりと前を向いてファンに伝えきったのです。

「芸能界に興味はなかった。ただモーニング娘。になりたかった」「生まれてきてよかった」「わたしのファンの人は、変なひとが多いです。」「歌もダンスもできない…まあ顔はちょっとかわいいけど、そんな私のことを応援してくれるんだから、変だ」「他のメンバーはこんな大切な日に、足を怪我したりしないし」「雨の日も風の日も台風の日も会いに来てくれた」「勇気くれた、愛をくれた」「この横浜アリーナの景色を後輩達に見せることが、わたしができるモーニング娘。への恩返し」「ありがとう」

さゆは歌もダンスも確かにものすごくうまいわけではなくて、最初に注目されたのはそのトーク力でした。
そしてそれを武器に、芸能界を上り詰めてやろうという野心があるわけでもないのに、モーニング娘。を知ってほしいという思いだけでバラエティ番組に出て、毒を吐いて、世間に嫌われて、でもがんばった。
さゆのトーク力は生まれ持ったものではなくて、モーニング娘。のために努力して磨いたものです。
それができたさゆはやっぱりアイドルとして人として天才です。

あまりにもスピーチが良すぎるのでわたしのつたない説明を聞くより、本当に、是非是非本物を聞いてほしいです。
そして、「わたしは、この曲を歌って、モーニング娘。になりました」として、卒業ソロ曲として流れたイントロは「赤いフリージア」。

さゆのモーニング娘。の最終審査時の課題曲。
あの頃は音を外しまくってた。
そして、今日も、初っぱなからさゆは音を外してた。

さゆらしすぎて、笑いながら泣きました。
さゆーじあを生で見られて、幸せでした。

さゆーじあの後は、さゆいてる、もとい、「歩いてる」。
「歩いてる」では後輩メンバーも一緒に歌います。
この時はステージのメンバーも号泣で、でも泣いてるのにちゃんと歌おうとするメンバーが愛しかった。

おそらくこの「歩いてる」の時だったと記憶しているのですが、ステージ上でさゆとフクちゃんが手を上げて、その手の平を重ね合わせる振りがありました。
さゆからフクちゃんへ、リーダーが引き継がれた瞬間だったように感じます。

「歩いてる」の後は、本当に最後の曲、「Happy大作戦」。
最近のコンサートではアンコールラストを飾る定番曲ですが、今日ほどみんなが泣いていて、でも幸せそうで、でも終わってほしくない!と思うHappy大作戦を聞いたのは初めてです。
さて、アンコール曲も終了し、アリーナ席のまわりの通路をメンバーがゆっくりと歩いて手を振り、それも終わって、メンバーがステージから姿を消します。
通常ならここでコンサートは全て終了となるのですが、最後にスクリーンに映像が流れます。

OPVの、メンバーが白いソファの上に座ってアルバムを見ている、という場面の続き。
ひとりひとり、メンバーがソファの真ん中に座るさゆのもとから離れて行きます。
この時点で胸が苦しい。
ひとり、白いソファに残されるさゆ。
やがてさゆもゆっくり立ち上がり、ソファの上にアルバムを置いて、カメラへ向かって歩き出します。
さゆも画面から消えて、ソファの上のアルバムの表紙がクローズアップされる。
その表紙に書かれているのは、「4329days」の文字。
さゆの在籍日数です。
寂しいというより、その時感じたのは感謝でした。

女の子が、一番かわいい時期を、脇目もふらずモーニング娘。に捧げてくれて、わたしが言うのも本当になんなんですが、ありがとう、と思いました。
12年間、本当にありがとう。
長い長いレポもそろそろ終わりに近づきました。

総括。
道重さゆみの12年間の集大成として、今日ほど最高なコンサートはなかったです。

さゆは足を痛めてしまったし、パフォーマンスという意味では最高ではなかったかもしれないけれど、それも含めて、道重さゆみという人がどれだけの覚悟と愛をもってモーニング娘。でいてくれたかがわかる、最高のコンサートでした。

さゆはこれから一時休業をし、いつ復帰するか、本当に復帰するかはまだ誰にもわかりません。
とにかくゆっくり休んでほしいです。
もしも芸能界に戻らなくても、道重さゆみという、アイドルとしても人としても稀有な存在を目の当たりにできたことが幸せでした。
でも、オタのわがままを言っていいのであれば、またステージの上のさゆを見たいというのが本音です。

もし待っていることがさゆの負担にならないのであれば、ずっと待っています。
またいつか、さゆの毒を含んだ愛あるトークと、ちょっと音を外したかわいい歌声を聞かせ下さい。

 

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モーニング娘。’14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE~道重さゆみ卒業記念スペシャル~
日時:2014年11月26日(水)open:17:30/start18:00
会場:横浜アリーナ
価格:¥7,500
モーニング娘。’14 http://www.helloproject.com/morningmusume/
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